Sisley Model-1
オークションでジャンクを手に入れた。国産の蛇腹カメラだと言う他は詳細不明だ。
スペックは、120フイルム・6×6と6×4.5の切り替え式・DEEP-C Anastigmat1:3.5 F=75mm・シャッターはNKS-SCでB−1/200非倍数系列と言ったところだ。
手に入れた時はレンズがお辞儀してシャッターが切れない。巻き上げノブなし、錆や汚れはあまり無いが、レンズは汚れていた。幸いカビは無かった。蛇腹は生きている。
シャッター清掃注油、絞りなども整備して完調になった。
レンズはヘリコイドがまったく固着していたので、CRCとプライヤーで分解してグリスアップした。
レンズユニットの位置調整などをして、ひとまず完成だ。
単独距離計付で大幅に狂っていたので一応あわせたが、まったく駄目なので、後で完全に直すことにした。
材質や仕上げは悪くない。結構しっかりしているので、実用性を確かめるべく、試写に望んだ。
《試写》
モノクロはTM-X100で、富士市の森林公園付近で実行したが、なかなか面白いので、そのままHPVのコンテンツに
してしまった。下記のリンクからごらんいただきたい。
試写報告
☆このカメラの情報をお持ちの方は教えていただけると幸いです。メールでも掲示板でも結構です。よろしく。
たちまちレスあり。HIROAさんからで、以下のとおり。
『高嶺光学のシスレー55というカメラです。高嶺光学になってからの初めてのカメラがこのカメラです。
その前は大同精工というメーカーでした。高嶺光学の名機はミネシックスです。ディープCといういかにも写り
そうなレンズ名称ですね。』(一部省略)
なるほど、本当に四畳半メーカーだったのかと了解した。
AIRESSFLEX
アイレスフレックスはJFCのTAKAさんと交換したのだが、私が送ったカメラはせこいので、ちょっと心苦しい。
よって、しっかり写すことが使命となった。
アイレスは35oでは使っている。独特の発色で好みだが、さてこれはどうだろうか。
レンズはいろいろあるようだが、これはAires Excellsior AC がついている。ニッコールではないのがうれしい。
ニッコールならいろいろ見ているので新鮮ではないからだ。
もとより、どこも壊れてはいない。わずかに錆などを拭き取り、直ちに撮影に向かった。
《試写》
二枚だけである。その他はHPVの中に入れた。
さて続きは次のリンクだ。
HPVへ