MAMIYA 35 UF2.8

私がある意味で夢にまで見たカメラである。顛末はいろいろあるが人生最初の「私のカメラ」に40年近くたって再会したのだ。JFCの仲間、jazzyさんのご好意で譲ってもらったのだ。

今回はレストアは一切無い。レストアはjazzyさんによって完璧になっている。シャッターと巻き上げ関係のトラブルだったようだが、譲って頂いた状態は文句などない良いコンディションである。



《試写》

あいにく仕事中だったので、すべては20分ほどで行い、行きにDPに出し帰りに受け取るというものなので、被写体は色のみで選んだ。作品ではないことをご承知いただきたい。本気の作品は別途追加するので。



前回のF3.5とはまるっきり違う。実にクリアーに写っている。ピントの確かさはたいしたものだ。40年前には、まだ性能の良いカラーフイルムが無かったのでわからなかったのだが、多少黄色身があることと、アンダー部は青みが入るが、まず申し分ない描写と色だと思う。

これからいろいろな被写体を撮って見るつもりだ。もちろんモノクロも写すので、後日HPVにてごらん頂きたい。



CHINON SPLASH
チノン・スプラッシュというカメラははじめて知った。京都でデッドストックとして売られているのをjazzyさんが発見、送ってもらった。
元箱どころか保証書以外はすべて揃っているという新品だ。無骨な構えだが、日常生活防水はなかなかの機能だと思う。ただし、近接撮影は1.3メートルと実用上ちょっと不便な点もある。とはいえ35oレンズでフルオートなので、いつも持ち歩くには最適だ。



新品だからどこも悪くない。よってすぐに試写してみたが、天候不順で結果は少し不利と見ていただきたい。

《試写》



特に文句はない。なかなかしっかり写る。ただし、近接時に何の警告も無いのはちょっと不満だが、まあ取り立てて言うほどのものではない。お散歩カメラならベストの一つだろう。


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