Sawyer's NARK W
仕事が忙しい時期なので、近くで済ましたやっつけ仕事、光も選べなかった。前半はトライXによる。


結構まともな描写だと思う。日がほとんどささないていコントラストな条件だったが、特に問題は無かった。室内は1/25で絞り開放だがまずまず写っている。
以下のカットはネオパンアクロス100による。



最後のカットは、このカメラの特徴である近接撮影で、2.2フィートで撮ってみた。絞りはF4である。
こうしてみると、少なくとも光が弱い場面ではしっかりした描写をすると思う。現代的なカリカリ描写ではないが、精密度が高く、このレンズがなかなかの実力者だと感じた。
近日リバーサルと明るい場面でのモノクロも写す予定である。


『明るい場面のモノクロ』

いつもの港、ピーカンそのもの、日射病で倒れても何もおかしくないほどの日差しの中で撮ってきた。



時間にして5分、半径50mの試写だが、少なくとも明るいところや逆光での描写はわかると思う。一枚目はまともに太陽を入れてみた。私としてはまったく問題ないどころか、良いほうだと思った。66のプリモフレックスとは比較にならないほど、しっかりした描写とコントラストで、フレアーやゴースト無しなのに驚いた。これは使える。


『リバーサル』

一日違いでリバーサルが上がってきた。今回はフジのRVP50である。いつものフイルムなので、他のカメラとの比較がしやすい。当然カラー調整はまったく無い。2枚同時に取り込んで加工するので、明るさとコントラストは直している。600DPIにて取り込み、アンシャープマスクはいつもどおり30パーセントである。

題材は、「地震防災訓練+α」である。スナップしていて面倒に感じることは一切なかった。小型ポンプのカットで、フレアーに見えるのは、エンジンの排気ガスのせいである。


写っていた15カット中、重複を避けて13カット。つまりほとんど全部だが、失敗カットは無かった。色は好みだろうが、PLなど不要の空は青すぎるかもしれない。RVPらしいといえば、そうかもしれない。さて、ご感想はいかに。


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