Dollina 2

残念ながら光漏れで、まともなコマが無い。これはハーフ版程度の画像の部分伸ばしである。



軟調ながら、周辺まできっちり描写している。直すまでの間何としてもこのレンズを試したくなり、パテントエツィーの抜け殻(レンズなし)を、古典カメラとすばらしい自作機の名手、610さんよりいただいていたのを思い出し、これに詰め込んだのが次の写真である。

K.W. Paten Etui with Radionar



フォーマットは645で撮ってみた。周辺が欠けるが十分トリミングで広角として使える。なかなかのものだと思う。少なくとも1930年前後の玉としては文句なしの精密さだ。44判は完全にフォローするとわかった。ロープのアップは蛇腹とピントグラスの威力で被写体まで20cm程度である。


KONICA AutoS

取り急ぎ中央公園の周りで一本撮ってみた。



意外に深い色だと思う。スキャン時にギザギザになった線があるが、もちろんネガには無い。手抜きしてプリントからスキャンしたからだが、ネガスキャンでもぼけるようなことは無かった。発色などはやはりヘキサノンのものだ。

急ぎの撮影だったので吟味したものではない。このカメラの真価はけーくんの撮影にご期待いただきたい。



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