高校文化祭取材のサブカメラとして帯同、そのついでに周りの写真も撮影し、いろいろな条件での作動を報告できるように考えた。いつもは使わないフラッシュ撮影もしてみた。
フジの１００ネガカラーでの試写だが、評価のためにアンシャープなどの加工はもちろんしていない。各コマの濃度が揃っていて、露出が正確であることがわかる。全体に光源に対して素直な発色で、シャドウ部の調子もしっかりしている。また、ピント感もしっかりある。
上位機種のＥと比較すると少し暖色系の発色であるが同系統、ピント感などはＥが上だが、シャドウのディテールなど非常に素直である。
トータルの大きさや形は、エンブレムを外したらコニカＣ３５初代などと見分けがつかないが、ロッコールの精密な描写はハイマチック直系だと思う。低速が４秒までということなので、暗いところでも使えそうだ。
なお、写真の中のボケたものは撮影者がボケてきているからで、決してカメラの責任ではない。歩きながら片手撮りなどいろいろ無理をしたからと、同世代として好意的に解釈願いたい（daddy様・NEWLON様・どら様）。