つれづれ写真帖 P17 柿田川

静岡県の沼津市・三島市に隣接した清水町には、柿田川湧水群がある。これは日本一の有水量を誇る大水源で、富士山の雪解け水に発する多くの湧水の大本締めである。



みやっちの運転で出発、朝の内は雨がぱらついた。まず第二東名の工事現場を写したのだが、これは別項にて紹介しよう。



途中から強烈な夏の日差しになり、ハンバーガーで昼を済ませる頃には、完全に夏日になった。これは日ごろの心がけの良さのせいである・笑



観光客が集まる公園ではなく、少し下流に地元の人のために川沿いに降りられる場所があり、そこに車を置いて川原に下りた。



水は素晴らしい色で流れている。見ているだけで、気分は涼しくなる



地元の人がそれぞれに川辺でくつろいでいる。中には遠くから来た人もいる。



何と泳いでいる若者がいた。「寒くない?」「冷たいっす!」・・でも平気で遊んでいる。
岸辺には彼らの服と靴が並んでいた。



このお二人は、川崎から。何も観光的な施設の無いここが好きで、わざわざのんびりしに来たそうだ。まあこういうところで写真を撮っている私たちも、物好きかもしれないが、この気分は良くわかる。心の贅沢だね。



ミシマバイカモがちぎれてどんどん流れて来る。水底には、川藻が底が見えないほど生えている。



橋の上から見下ろす人。近所の親子連れが多い。



柿田川はわずか数百メートルで二つに別れ、すぐに駿河湾に注ぐ。鳶が獲物を狙って何度も旋回していた。



何度見ても美しい流れだ。



帰り際、自転車が二台並んで止まっている。泳いでいた若者たちのものだろう。

上記のちょっと大きいカット


夏が来た。



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