JFCのオフ会で山梨県の石和に行った。もう20年以上前に行っただけだから、ほとんどはじめてといって良いだろう。
その時の印象は、「田圃の真ん中に温泉街が突然ある」というものだった。今回はその印象からはずいぶん離れたものになった。「トマソンの街」というか、「寂れ行く街」というか、およそ活気を感じにくい町に変わっていた。
この辺りを見れば、それほど寂れているようには見えないだろう。
少し進んだ通りは使われていない店だらけ。観光案内所もずいぶん前に消えたようだ。
パチンコ屋も「売家」
およそ人気の無い街に、それでも車で出勤する和服のお姉さんがいた。
ラブホテルにも人気は無い。
この二枚は途中で立ち寄ったワイン会社の貯蔵タンクと試飲ルーム
電車が来た。
廃業だらけの町にも建設中の場所もあった。駅前はそこそこ賑わっているようだ。
以上はフェド2にキヤノンLの28oの組み合わせにて、50oも二枚ほどある。フイルムはアクロス。
どの町も下水の蓋にこういうのが見られる。笛吹き童子の里だそうだ。
これもお約束の地下道の落書き。この二カットはコニカ・アイにて。フイルムは同じ。
ここからはプレストとベビーローライの組み合わせ。これはお寺の何かな。
案内標識らしい。
怪しげな電飾。昼間見ると間が抜けている。
閉められた店の周りには、こんなゴミが無造作に捨てられている。
「今、地方の観光地はみんな閑古鳥が鳴いているよ」と針灸さんが言った。
トマソンと廃墟だらけの町、(シャッター通りは私の街)バブル崩壊の爪あとなんだろうか。