つれづれ写真帖 P30 石和にて


JFCのオフ会で山梨県の石和に行った。もう20年以上前に行っただけだから、ほとんどはじめてといって良いだろう。
その時の印象は、「田圃の真ん中に温泉街が突然ある」というものだった。今回はその印象からはずいぶん離れたものになった。「トマソンの街」というか、「寂れ行く街」というか、およそ活気を感じにくい町に変わっていた。





この辺りを見れば、それほど寂れているようには見えないだろう。







少し進んだ通りは使われていない店だらけ。観光案内所もずいぶん前に消えたようだ。



パチンコ屋も「売家」



およそ人気の無い街に、それでも車で出勤する和服のお姉さんがいた。









ラブホテルにも人気は無い。





この二枚は途中で立ち寄ったワイン会社の貯蔵タンクと試飲ルーム



電車が来た。



廃業だらけの町にも建設中の場所もあった。駅前はそこそこ賑わっているようだ。

以上はフェド2にキヤノンLの28oの組み合わせにて、50oも二枚ほどある。フイルムはアクロス。



どの町も下水の蓋にこういうのが見られる。笛吹き童子の里だそうだ。



これもお約束の地下道の落書き。この二カットはコニカ・アイにて。フイルムは同じ。



ここからはプレストとベビーローライの組み合わせ。これはお寺の何かな。



案内標識らしい。



怪しげな電飾。昼間見ると間が抜けている。



閉められた店の周りには、こんなゴミが無造作に捨てられている。

「今、地方の観光地はみんな閑古鳥が鳴いているよ」と針灸さんが言った。
トマソンと廃墟だらけの町、(シャッター通りは私の街)バブル崩壊の爪あとなんだろうか。



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