エリアンと読むのだろうか、香港製の名機(笑)Dianaのパチモンである。まったくオリジナルのダイアナと同じで、まさにオモカメである。仲間の番町から私のところに来た。貰ったのではないからお返しするつもりだが、ご本人はとっくに忘れているらしい(笑)
しかし、オモカメ馬鹿にしてはいけない。仲間のfokaさん、たかさきさん、hashさんなど、名だたるベテランによる素晴らしい雰囲気の写真が撮れる、"こともある"。
フイルム押さえがまるで無いこと。66ではなく44の16枚撮りであること、盛大に光漏れするなど長所というより欠点だらけだ。ホルガの路線というよりこちらはそもそも真面目に大人が写すことを考慮していないのだろう。
その辺の対策を軽くやって、まあ普通に使える程度にはした。あまり手を入れてしまうときれいになりすぎて、希望通りのとほほ写真にはなりそうも無いからだ。
もとよりかの名手の作品に及ぶべくもなく、まあ自分なりということで何回か写したが、どうもまともにはならない。この場合のまともとは、雰囲気のことだが・・・まあいいか・・
《試写》
ということで、アクロスによるものを少し出す。あくまで試写と言う事でごらんいただきたい(逃げています)
目茶苦茶な条件なので、暗部は完全につぶれたかと思ったら、写っていた。
ピントはともかく、台風接近の重苦しい感じは出ている。
このカメラで撮れる被写体ではないが、かまわず写した。トライアラーが墨絵になった。
まあもっといろいろな条件で写さねばわからないというのが本音だ。でも何かあるとは感じている。それをどのように写すかが問題だ・・・なんて大上段に振りかぶるカメラでも無さそうだが。