NIKON FM10

私が本格的に写真を始めたのはニコンFからだ。したがって、ニコンマウントのレンズはいろいろある。
先日、トムさんがこのカメラのレストアをされ、試写の結果なども拝見した。その後、私が二コンマウントのスペア気が欲しいことを承知されていて、使ってみないかとご提案いただき、すぐにお願いした。



トムさんの見事なレストアが済んでいるので、調子はすこぶる良い。私にとっては露出計内臓でまともに動く唯一の一眼レフである。



コシナ製と伝えられているが、実に軽く操作性が良いので、「これはニコンではない」などというたわごとはまったく気にならない。むしろ、大げさではないので被写体を驚かさないという点でも好きになった。フルマニュアルで壊れにくいから、安心して使えるのはとてもよい(電機制御のカメラは大嫌い)



唯一の不満はこれだ。私は左目でファインダーを見る。ところが、レバーをこの位置にしないとシャッターを切ることも出来ない。露出計のスイッチが入らなくても特別困らないが、レバーが顔に当たって邪魔なのだ。これを設計した人間は、ファインダーは右目だけで覗くと決め付けているのだろうか。
まあそのうち改造してやろうと思っている。

《試写》















ここまでは全て露出計の指示に従った。





この二カットのみ適当に補正した。撮影は全て付属の35−70oズームによる。

レンズも含めて十分使えるし、手持ちのレンズを生かせるのでとてもうれしい。
トムさんに足を向けて寝られない(実はあちこち足を向けられなくて、最近は立った手寝ようかと寝ながら考えている・笑)


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