PENTAX MG
ペンタックスのKマウント機は二台目だ。トムさん、ユキノフさん、tibikoronさんにボディーやレンズなどいろいろお世話になった。

MGはファインダー内に、LEDでシャッター速度が示される。精神衛生上というより、手ブレ防止の目安としてとてもありがたい。



これはSMC PENTAX-M 1:2 50oである。多少カビなどがあり、清掃した。前群と後群が簡単に分解でき、整備性はきわめて良い。ただし、前のプラスチックの飾りリングの材質が悪く、ゴムリングで途中まで回ったが斜めになって止まってしまった。仕方なくボール盤で小さな穴を開けてカニ目にして緩めた。ここは中からテープを貼ったのでまあ目立たないだろう。



非常にきれいでレストアの必要はまるでない。

《試写》

コシナの70−210ズームと一緒に写してみた。



車の中から。上下は車のボディーで蹴られている。



ピントやコントラストは現代レンズらしく、まったく問題ない。ここまでは50o



コシナは以前にテスト済みだが、なかなかしっかりしていて使える。



50o。ピラミッドのような土の塊は建設中の海岸堤防。



アグファヴィスタ100の色。色彩は無調整だが若干赤い。まともな逆光に耐えるのは頼もしい。50oはテストのためフード無しだ。



赤いものももちろん写した。BIN組長のためであるのは言うまでもない・笑



コシナズームの遠景での発色は、相当赤く感じるが、これはタクマーも同じなのでフイルムの癖だろう。なかなか良い感じだが、現実とは少し違うと思う。



50oは逆光気味のフラットな被写体でもしっかりした描写だ。

と言うことで、このカメラ、レンズとフイルムの組み合わせは気に入った。気楽に露出優先で使え、モノクロもカラーも安定しているので、35oとして使いやすいと思う。大きさが小さく比較的軽いので、大げさにならずとても良い。



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