FUJI RENSHA CARDIA>


写真屋さんの不用品をみやっちがごっそり持ち込んできた。プラカメ軍団は全電源が入らないジャンクだったが、このカメラはほとんど手動なので、端子を磨いて電池を入れたら動き出した。
ただし、最初は巻き上げ不良で、何カットもダブってしまったが、給油などで復活した。



プラカメ二台分の横幅がある。8個のレンズが並び、プロテクションの透明カバーで守られている。



ネガカラーの400を使うように明記してある。シャッター速度・絞りの変更はまったく不能だから、使い捨てカメラと同じで、固定焦点単速だ。フラッシュがないので室内は無理に等しいと思う。
巻き上げは手動で、まるでレンズ付フイルムだ。



中央の二個のボタンで撮影間隔(2秒・1.2秒・0.3秒で8コマ)と被写体の運動方向にあわせる撮影順序の切り替えがある。



レンズごとに仕切られ、通常の2コマ分のフイルムに、合計8枚の連続写真が収まる。シャッターのみ電動で、動きを見ていると面白い。



裏蓋には2個の独立したフイルム押さえがある。こういうところは手抜きしていない。

《試写》

なかなか見合う被写体が無かったから、コマ撮りカメラにして見た。



2カットで1セット、最長の2秒だと少しパンする余裕がある。



本来縦位置だが、横にするとこうなる。左右の方向設定を間違えたが、左下から↑に順に写っている。

ユキノフさんちのナナでパラパラ漫画風にしてみた。



今ではデジカメや、高速オートカメラがこの程度のことはあっさりやるので、存在意義は薄いが、画質はなかなかだし、結構面白かった。


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