RICOH AUO HALF EF
庶民のカメラを飛躍的に簡単にした名機、オートハーフのほぼ最後のEF(この後にマイナーチェンジモデルあり)が猫にくわえられて飛んできた。ある人の機材放出で、610さん主催のじゃんけんの結果いただいたものだ。
非常にきれいで壊れたところは無いが、この頃のお約束どおり、モルトはベタベタだった。削り落としてベンジンできれいにして、オリジナルより狭い遮光紙で遮光した。(モルトは経年劣化が激しく、大嫌いなので使わない。遮光紙なら痛んでも後の処理が楽だ)
すっきりきれいになった
本体の割りに大きなフラッシュがビルトインされている
感度設定部を距離に合わせて廻す方法で絞りが決まる
まさに別ユニットをドッキングさせた感じで、時代の変化に追いつかなくなった過渡期の製品だと感じる
《試写》
テストはトライxにて
絞りを目測より少し絞る方向にしたら、不思議な写りになった
フラッシュを使わずオート任せで写してみた
☆定評あるレンズだけに、ひどい条件でもちゃんと使える絵になる。3メートルくらいがベストなのは間違いないが、街角スナップでもちゃんとしたピントが来る。フラッシュの表示は信じて使うべきだろう。
名機オートハーフ、リコーに外れ無しの原点である
ご提供いただいた某氏と、お手数頂いた610さんに感謝!