MAMIYA NC1000s
猫も喜ぶマミヤのカメラ、ではないがマミヤの一眼レフである。特に欲しかったわけではなく、先般紹介したコニカプレスUと抱き合わせでやってきた。壊れていないし一眼レフは守備範囲外だから、簡単にリポートする。
10年で8回もマウントを変えた、無節操極まりないマミヤの、そのまた短命なマウントのカメラである。一眼レフなのに使えるレンズは数種類しかないそうだ。
シャッター優先EEとマニュアルのできるカメラ、比較的コンパクトである。シャッターダイアルがマウント部にあるのはOMに似ている。感度変更は非常に不便で、露出補正は実質的に半押しロックしかできない。
曲者の電源オフスイッチ。巻き上げたりシャッターを切ると勝手にオンする。写さない時は一々押さねばならず、忘れると電池切れで使えなくなる。
付いていたのは50oF1.7と標準的なもの
《試写》
ベルビア100にてテストした。リバーサルの現像液を自家製に変更中でまだ安定していない。色は参考までに見ていただきたい。モノクロは後日つれづれ絵日記にて報告する予定
☆特にびっくりする描写ではないが、きちんと写し取るレンズだ。カメラとしての使い勝手はマニュアル一眼レフの標準的なもので、悪いところは無い。ファインダーは見やすく、全体としては違和感の無いカメラである。