Windsor



東興写真株式会社のウィンザー、Range Finder ビュッカーさんの解説では日本光学のガラスを磨いたレンズをつけている。

これは仲間のMADAMさんのキリ番記念で頂いた。籤運が悪いとぼやいていたから、きっと当ててくれたのだと感謝している(笑)



元より記念品なので不具合は無い。軍艦部を開いたのは中を見たかったことと、巻上げとシャッターがゴリゴリしているので、給油しようと思ったからだ。
構造は単純で、特に難しいギミックは無く、直ぐに開いた。



ごく基本的な構造で、変わった仕掛けも無くすっきりしている。



巻上げ部はシンプルで、材質が良くきれいだ。これならメンテナンスしやすい。ギアとバネに給油した。



レンズ周りはまだ大判カメラの構造と同様で、セルフコッキングがついていないから簡単な構造だ。



カラーシグマーの50o3.5と言うのがついている。距離計レンズ交換式カメラのサブに使うと言う設定だろうか。





《試写》

アクロスにてテストしてみた







クラシックな外観だが、写りはしっかりしたものだ。目で見た感じのコントラストになり、周辺まできちんと解像している。旧ニッコールと同質の匂いだと言うのはガラスが同じだからという思い込みかもしれないが、四畳半的カメラと言うより、大手カメラメーカーの高級の冷徹な描写を感じる。操作性は良くないが実用に使える描写力と見た。

☆MADAMさん、立派なカメラをありがとうございます。次はリバーサルで写してみようと思います。


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