OLYMPUS Ecru

JFCの仲間で、関西在住の一里塚主宰、MDAMさんのキリ番プレゼントで拝領した。
MADAMさんは私と同い年の紳士(私と違って)であル。オフ会でお会いしているので気楽にお付き合い願っているが、実はなかなかの狸で、コレクションの質と量、写真の上手さと知識の深さは半端ではない。常に教えを請う大先達だ。



OLYMPUS μ を中に潜ませたファッションカメラである。フタを閉めたらフラッシュがあるのにカメラには見えない。



フタを取ってもイメージはあまり変わらない。下の飛び出しは単三電池入れ場として活用されているが、上はおそらくがらがらだろう。



シャッターボタンは細すぎる。これはデザインにこだわりすぎだろう。



小さな液晶で枚数とフラッシュの設定をするだけの簡素なもの。露出や感度などの変更は一切出来ない。割り切りすぎの簡潔さだ。



中を見れば上下が異様に広げられているのがわかる。内部的にはごく普通のファミリーカメラだ。

《試写》

テストはアクロスとコダックのE100を使ってみた。







現像がSPDなので平均的なトーンだ。









色は自家現像なので参考にならない。

☆オリンパスの定評ある普及機がベースだけに、全てに渡って安定している。露出は正確でピントもきちんとしている。フラッシュはキャンセルできる。単三2本なので巻上げは緩慢だが、速写を求めるカメラではないから問題ない。被写体が警戒しない外観はスナップに良い。
写す機能はしっかりしているから見かけと違って常用しても何ら不足は無い。老舗オリンパスらしいカメラである。

☆MADAMさん、珍しいカメラをありがとうございます。


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