OLYMPUS AF-1

部屋の片隅に転がっていたこのカメラ、電池を入れたら動く。報告していないことに気がついて一本写してみようという気分になった。





前面のスライドシャッターを開くとスタンバイするタイプ、後のオリンパスのコンパクトカメラやコンパクトデジカメに採用されている方式だ。ただし、単焦点だからレンズが飛びたしたりしない。



35o2.8のズイコー。スペック的にはコンパクトデジタルよりはるかに明るい。



リチウム電池で動く。動作は軽快だ。



上はとてもシンプルですっきりしている。ほとんどシャッターボタンしかない。せめてフラッシュの切り替え位は欲しいところか。



中も標準的。最初に売った店のシールが残っている。



お約束の日付写し込みがついている。

愛称は「ぬれてもピカソ」多少の水なら大丈夫と言うのが売りだった(ferdi氏に指摘されるまで忘れていた)
《試写》

晴天だったのでアリスタ・プレミアム100を使ってみた。







さすがに単焦点、ピントやコントラストに不満は無い。きりっとした画像はいかにもズイコーという感じだ。内面反射か上部にムラがある。ミニラボだとこの部分はマスクされるので問題は無いかもしれないが、ちょっと気になった。

☆コントラストが低い被写体や完全逆光だとオートフォーカスが迷う。逆光補正ができないし感度も変えられないから補正はラボ任せと言うのはいかにも普及機か。非常に軽く、35mmの気軽さで記録を撮るなどには適した機動力がある。

では常用するかと問われれば、答えは否だ。理由はフラッシュにある。勝手に光るフラッシュで、キャンセルできないのは私には使えない。スローシャッターを惜しんだ結果だろうが、これは致命傷だと思う。レンズが良いだけに惜しい。

(笑)ボケが進行していて、このカメラは以前に報告しているpettanconさんのご指摘で判明した。リストへ掲載洩れしていたので見落としていたのだ。
まあ消すことも無いので、この記事はそのページへの追加報告と言うことにする。

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