KONICZ 現場監督DD

既にご存知の方も多いが、私はヘビーデューティーカメラが好きだ。水もホコリもものともせず、ボロボロに見えてもしっかり写る、いわゆる現場カメラである。既に1ダース近いそのようなカメラを持っている。ニコノスなども入れれば今回のカメラ群を手に入れるのは非常識かもしれない。



しかし、現場で激しく使われ、期待に応えてきたカメラが捨値で出ていて、しかも買い手が無いままジャンクワゴンに晒されているのを見るとつい手にしてしまう。可哀相じゃないか。

そんな奴らと、フォレスターさんから飛んできたワークレコードを洗う。(携帯にて撮影)





ぬるま湯に洗剤、スポンジと歯ブラシで徹底的に洗った。こびりついたペンキなどは掻き落として、風呂上りすっきりになった。

どこも痛んでいないので、未報告の現場監督DDを使ってみることにした。単焦点レンズの後にリレーレンズが出てきて、ちょっと望遠になるタイプである。リレーレンズ無しで40ミリ、入ると60ミリになる。40ミリはおそらく初代と同じレンズだろう。これらは後ろのボタンで簡単に切り替えられる。同時にファインダーにもレンズが出入りする。ただし、画角変化はごく少なく、それほど効果的ではない。35ミリと70ミリならベストマッチだが、画質の問題があったのかもしれない。









これは日付つきのタイプ、形は初期型からWBシリーズに変る過渡期のもの。フォーカシング部などは初期のものとほぼ同じだ。

《試写》

試写はそろそろ残り少なくなってきたDNP200にて。モノクロはつれづれ絵日記で後日掲載の予定(撮影済)







1.3枚目が60ミリ、2が40oの描写。ちょっとピントが甘い気がするが、まあ使えるレベルだと思う。色は素直で周辺落ちが少ないから、日常に使うのに不足は無い。


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