RICOH Hi-COLOR35
典型的なリコースタイルのハイカラー35、以前に報告した気がするが行方不明なので改めてテストした。動作不明のジャンクと 言うことだったが、巻上げやシャッター関係は動く。露出計は一応動くがオンかオフかだけという動きで当てにならない。 しかしシャッター速度は元々自分で設定し、絞りのみ機械が合わせる形式なので、マニュアルで使うにも不満はない。
35mm2.8カラーリケノンとある。この時代はカラーと名乗るレンズが多い。コーティングなどで対応したというのが相場だ。 その効果のほどを体験したことは無いが。
この時代のリコーだから、オートハーフ同様にモルトを使いまくっている。もちろん全てアウトで取り去り、遮光紙で盛大に 遮光した。定番過ぎるので特に記録は無い。
《試写》
プレストにて。ブレストは私のリファレンスだが、そろそろ在庫が苦しくなってきた。まあいけるところまでこれで行く
チェック漏れでレンズにカビか汚れが残っていたようだ。Bが無いので気がつかなかった。その他は特に問題なし。
☆オートハーフを少し大きく厚くしただけという外観だが、普通の35ミリで、プログラムではなくシャッター優先のオートだ。 当機はCdsの劣化か明るさに対する反応がスイッチになっていて、細かい反応が得られないのでマニュアルで写した。
レンズ曇りで完璧ではないが、オートパフの兄貴分と言う結果だと思う。布袋さんの若い頃の愛器、なるほどと思う。
April 2020