先日のゾルキに続いてフェド２である。ＪＦＣの峠月さん（三枚玉連合主宰）にいただいたのだ。
なかなか快調なので清掃と給油のみを行ったが、構造はバルナックコピーのお約束どおりなので割愛する。特に難しい点は無い。
レンズは沈胴インダスタータイプのＦＥＤでＦ3.5の50㎜だからごく当たり前の標準である。
もちろん1軸のシャッターは目盛りが等間隔ではないし、巻上げ後に引き上げてセットするのだし、シャッターボタンと同軸のネジでスプロケットとの連動を解除するなど、ほとんど操作はた他のバルナックコピー機と同様である。注油したので巻き上げは特に重くは無いし、シャッター音はすっきりした軽いものだ。
距離計とファインダーは一体だが、視野枠など無いのでパララックスは自分で注意するしかない。視度調整があるのは便利だ。二重像は比較的クリアーなので使いにくい点は無い。
裏ブタは全て外れるタイプで、速写性はないが操作はしやすい。シャッター幕は健全だった。
ゾルキ４Ｋと比較するとわずかに幅が狭いが、ほとんど兄弟のようである。
早速写してみた。
試写へのリンク