ホームページと言論の自由


大きなタイトルをつけてしまった。いつかは書きたいと思っていたことで、先日の嫌な体験から書いてみる気になった。

尊敬するBさんの掲示板に始めての人から書き込みがあった。内容はある人がカメラをいろいろ集めて1000台になった、皆さんはどうかと言うことから始まり、その人の逸話らしきことが書き込まれていた。

一目で嫌になったのはハンドルネームがいわゆる、電脳ずれした人のものと言うことと、話題である。 カメラを何台持っているかなど何の意味があるのか。Bさんは蒐集のために集めているわけではない。 家庭用、初心者用とみなされ、日の目を見ていないカメラたちを再発見し、慈しむためにあるとはっきり書かれている。
発言の趣旨が明らかに場違いなことは明らかなので、私はその点を強く指摘した。かかれていたメールアドレスはフリーメールのもので、責任ある発言とは考えられなかった。

しばらくして、レスがあり、不当な扱いだと抗議された。

もう一度趣旨を説いた所、別の人から「ホームページはみんなのものであり、いろいろな意見をベテランと称する人が圧殺するのは不当だ」と言う抗議があった。

この同調者はその後、いろいろと抗議のメールをBさんや、Tさん(私と同様の意見を述べた方)に送りまくったようだ。


何を勘違いしているのだろうか。それぞれのホームページはそれぞれの作者のものであり、どのように発表し、どのように運営するかはその作者の恣意による。その作者の考え理解しようとせず、「みんなのものだから民主的に」と言うのは馬鹿げている。
そのサイトがどんな内容であれ見る人には「見ない」という絶対的な選択肢がある。製作者やその仲間の意見が気に入らなければ見なければ良いのだ。

「民主的」という言葉で我がままをごり押しする論拠は無い。ホームページは各作者のものであることを承知し、合わなければ退出する、と言う程度の頭もなしに物を言うな、と言うのが私の考えだ。
もちろん、言うまでも無いが、多くの方が私の意見に賛同してくれた。場の雰囲気に合わない発言は避けたほうが良いと言うのが大勢だったのは言うまでも無い。

私は私のサイトに責任を持つ代わりに不適切と思う投稿は断固削除するつもりだ。幸い、いまのところそういう人には出会っていないので良かったと思っている。
私のページを断りも無くオークションの説明にリンクした人があったり、こんな馬鹿げた書き込みを見たりすると、発表する気も失せてしまう。
まったくインターネットが無法地帯とはよく言ったものだと思う。



《ジャンクということ》

地方に住んでいるからオークションを利用することが多い。貧乏だから完全品は高いので、当然ジャンクを狙う。 ここまでは良いのだが、ジャンクには結構問題がある。
一応動くが古いので保障は出来ない、というのは良心的な方で、ひどい場合はばらばらにしたものが出てくる。この人たちはどうして平気で出品するのかちょっとふしぎだ。まあ入札しなければ済むので無視している。 困るのはいろいろいじってある場合だ。内部のカニ目に傷があるものは先ずいじってあると考えることにしている。ネジが無かったり代用品だったりするなんていつものことだ。

私たちはプロではないのだから、自分がさわったものは売れないと思う。プロだというならならジャンク= がらくたというのは無い。売った後までフォローできなければプロとはいえない。
まあいい加減な直しをするプロもいるのだから、あまり強くはいえないが、アマチュアの領域を超えたことはしないほうが良いと思う。少なくとも私は自分が直した物は売らない。怪しげな修理で完動品と偽って売るのは詐欺だと思うから。




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