. Camera Restore

一脚を作る

一脚とは三脚の一本足のもの、軽くて持ち運びが便利で、上下ブレが止まるので低速シャッターには非常に実用的な道具だ。私ももちろん持っているのだが、今回の話はkan的廃物利用の一脚である。



数十年前から使っていたスリックの三脚がついに完全に壊れた。ベースのダイキャストが割れてしまい、足が固定できないから本来なら捨てるしかない。雲台は何かに流用したが脚の部分を見ていたらもったいなく思った。ちょっと重いが安物の一脚よりずっと強度がある。
物置になぜか監視カメラのステーが転がっていた。このヘッドはボール雲台として使えるので、曲がったところから切り落とした。



少し径が違うが差し込んでセメダインXで固定することにした。強度がもっと必要なら横からネジ止めするが、セメダインXは非常に接着力が強いのでその必要も無いと判断した。



もちろん普通に一脚として使えるが、車に固定するとランニングショットに非常に便利だ。リモコンつきのオートカメラを使えばほとんど無敵である・笑
ちなみに、足はまだ二本あるので、適当なヘッドがあれば増産できるが、そんなに一脚があっても仕方ないので作る予定は無い・・・

《おまけ》



古いカメラ用のセルフタイマー、コダック製である。ジャンクセットと一緒に入ってきたが、使い方がわからないまま放り出していた。



このようにケーブルレリーズと組み合わせると使えると解った。



押す力は強力で、華奢なレリーズ穴だと外れるかもしれないと思うほど。スピグラのシャッターレバーでも使えそうなほどだ。何のカメラのためなのかは良くわからないが、良くあるタイプとはまったく違う使い方で興味深い。(使うことはおそらく無いだろうが)



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