. Camera Restore

アイレットを追加する・キャディの軽整備

久しぶりに持ち出したヴィリア(ソビエトカメラ・スメハチの兄貴分)だが、アイレットが無いので使いにくい。ハーフケースはあるが、びろびろであまりにも情けない。



アイレットをつけるべし、数年ぶりで開いてみた。



実に単純な構造なので、両側とも十分な余裕がある。早速ジャンクからアイレットを外し、3ミリの穴を強引に開けることにした。



位置を決めたら内部にテイッシュをしっかり詰め込み、バリが入らないように注意して穴あけ完了。固定は瞬間接着剤だが、十分強度が出た。



完成図。なかなかすっきり付いた。これで持ち運びも楽になる。

《おまけ》

二台あるリコーキャディの、保存用機の巻き戻しが異常に重い。点検のために分解した。



シャフト部の長穴にわずかなバリが出ている。整備の時に広げてしまったようだ。軽くヤスリで落としたら直った。ついでにグリスアップして完了。



この時代のカメラは中が単純明快、整備性は非常に良い。



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