オートハーフのデジ改造
ＲＩＣＯＨの名器、オートハーフをデジタル化して売っている輩がいる。「オートハーフ デジタル」で検索すれば、自慢気に話しているページがヒットする。
どのように作るかと言えば、中身をくりぬいてコンデジを入れるのだそうだ。オリジナルから流用するのは外側だけ、中身は全く関係ない代物だと言うから呆れてしまった。
フイルムの代わりにＣＣＤを組み込んだとかなら、それも時代の流れ、良く工夫したなと評価することもできる。これはデジタル化でもなんでもない。ただの着せ替え、ただし、コンデジの外装を着せ替えたインチキだ。
それを自慢気に語るとは言語道断、それは「文化財の破壊」「最悪の改悪」である。
この作者、元はヤシカの社員でオートハーフ本で稼いだとか。「ヤシカでの最終型はＭＣ」とか書いているそうだ。その後にＧＸがあるくらいはそれほど詳しくない私でもわかる。いい加減なネタと最悪の所業で稼ごうとは情け無い。
「文化財を破壊するな。」