CANON CANONET>




キヤノネットという名を知らないでレストアしている人はおそらくいないだろう。私ももちろん良く知っている。しかし、以前に一度レストアと撮影に挑戦し、あまりすっきりしない印象でアップしていなかった。

先日、後継機であるキヤノネットSをレストアして考えが変わった。もう一度やってみようという気になった。
ところがレストアしてあったはずのカメラにはなぜか距離計が無い。記憶が怪しいのだが、誰かのSOSで外してプレゼントしまい、そのままになってしまったようだ(笑)

daddyさんのご好意により要レストアレベルのホディーをいただけた。直すのは面倒なので2個1することにした。



2台並べて良いところを探る。











結局、ホディーは頂き物を、レンズとシャッター、Cdsは手持ちを使うことにした。この通り露出計もしっかり振れる様になり、組み上げて完成・・・していなかった。

針は明るさに応じて適切に変化し、絞りが変わるので良いと思っていたのだが、絞り羽根がすっきり動いていない。ほとんど5.6固定と言う感じだ。
EEオートしかないカメラなら直さなければ使えないが、完全マニュアルなら正常に使えるので、一先ずこれで写してみることにした。 (おそらく二度と手を付けないだろう・笑)と書いたが二度目がある。





《試写》

daddyさん推薦のコダック・HD400にてネガカラーを試した。









以前に感じた眠ったい印象は無く、すっきりした写りになった。

モノクロが本命だ。最初のアクロスによる一枚は現像ミス(高温)だが捨てがたいので掲載。その他は全てプレストによる。















発売当時、爆発的ヒットをしたのは価格だけが原因ではないと感じる。実に手堅くまとまっていると思う。

☆今回の試写はEEでなく、私の設定によるマニュアル撮影なので、その点を考慮に入れていただきたい。

☆daddyさんお世話になりました。


MenuTop