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SEKONIC L-228 ズームメーター



 セコニックのL-228は測定画角が35ミリカメラの28-300ミリ相等の範囲を計る反射式ズーム露出計だ。ズームメーターの 基本形というか、他にあまり似たものがない露出計である。反射光で28−300ミリの範囲ということは、スポット露出計 としても平均測光としても使いやすい。一眼レフのTTL露出計に準じて扱えるのでわかりやすい。EV3-17を測定できる。



 縦12p、横幅7p、厚みは約3cmと平均的な大きさで、重さは約250g。


 メーターで読んだ値を計算盤にセットして読み取るタイプ。感度は普通だが、フイルム感度設定はASAで1-16Mと広い。 精度はともかくとして、印画紙撮影からデジタルの高感度まで対応する。



 電池は水銀電池仕様だが、LR-44で代替可能



 感度レンジ切り替えはこのボタンで行う。同時に内部のスケールが切り替わる。



 電源スイッチは逆方向ではバッテリーチェックになる。



 ファインダーの中で針の位置を読み取る。

☆このタイプの使い方はこちらを参照しよう。持ち歩いていろいろなシーンの露出を知ると、昼間ならほぼ露出計不要な勘が 養われる。最もラティテュード(再現できる明るさの範囲)が広いのはネガカラー、ついでモノクロ、一番狭いのはリバーサルだが、 単速・固定絞りのレンズつきフイルムでもわかる通り、フイルムは白飛びしにくいので、迷ったらオーバー気味にするのが安全 かも知れない。最後は個性で決まる・・・


  October 2012


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